006  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶(2017)

 

NICE MOVIE!!

料理人は音楽人と似ている。究極を言えば、人を幸せにするためにやっている。幸せ、というのには多義があることには留意しないといけないが。

音楽は、単純に笑顔にさせるだけではない。悲しい気持ちにさせること、虚しさを感じさせることなんかもあるが、結局は聴き手の幸せにつながってほしいと思ってやっている。苦しませるためにやっていない。

そして、自分だけではできない。映画の言葉を借りれば、「包丁は父 鍋は母 食材は友」だ。世界がなければ音楽もできない。

1930年代と現代を行き来する構成。

僕は祖母が亡くなってから、上の世代が父母しかいなくなり、先祖から連綿とつながる自分、という感覚が薄くなった。が、時々感じることもある。その時、とても心強く感じる。自分が生きていることには意味があるのだと。

そして、よく昔の人は強かった、立派だった、と言われるしそうだと思うが、結局彼らも、誰かを幸せにしたい気持ちを持って生きていたのではないか?それに勝るものはないんじゃないか?つまるところ、それだけあればいいのかもしれない。

〜〜〜

嵐には何の思い入れもない。ジャニーズの中でも特に興味がない。大根とは言わないが、魅力のない俳優だと思った。ずっと同じ表情、同じ間、同じトーンだと。西島秀俊、綾野剛らに助けられたんじゃないかなあ。

​でも、人気があることは素晴らしいと思う。

2020.7.2 thu

005   ラット『インフェステイション(2010)』

NICE MUSIC!

 

ハードロックとは何か。

①変な声!

②キャッチーなメロディ!

③かっこいいギター!

まあ色々あるけど、僕はそう言いたいね。

 

そしたらRATTで決まりでんがな。

アクセル、ボンジョヴィ、ヴィンスニールに負けない変声でっせ。

そして全曲爽快かつハード。

 

あ、こんなええアルバムで華々しく復活したあと、

もろくも空中分解したところも逆に好感度高し。

それでこそバッドボーイズ、それでこそLAメタルだよな。

2020.6.10 wed

TMN『TIME CAPSULE all the singles』

NICE MUSIC!

 

僕ははっきり言って小室哲哉は好きである。

と言っても、一連のTKファミリーの曲は長らく聴いていないので、

記憶の彼方。

 

しかし、先ほど15年ぶりくらいに買い直したTM NETWORKのベスト。

これは良いです(主に1枚目)。

 

まず声。端正、上品、濡れてる。

 

そして転調。コードはシンプルだし繰り返しが多いのに、

ほぼ全曲に挟まれる転調によって、次から次へと異界に連れていかれる

気分。

 

アレンジももちろん素晴らしい。

久々に聴いて気がついたのはドラムが結構印象的ということ。

たとえば、GET WILDにスネアが入ってないなんて知ってた?

パーカッションもかなりの曲に入ってる。

 

ひずんだギターやカッティングもかなり入ってるし、

飽くまでシンセや打ち込みで包まれたバンドサウンド、という感じ。

そこがDTM感満載のaccessとの違いだな。

 

幻想的でダンサブル。

けど生真面目な真っ直ぐさ、ピュアさがある。

それによって、ファンキーにはならない。飽くまでダンサブル。

 

そして音が良い。 本気で作っていることが分かる。

魂の抜けたやっつけJ-POPとはまるで違うんだ。

でも、これ聴いた後はいなたいロックンロールが聴きたくなるなあ。

​オレンジゴブリンとか。

2020.6.5 fri

井上陽水『GOLDEN BAD』

NICE MUSIC!

僕の中で井上陽水と言えば、
・氷の世界(若さと狂気)
・ハンサムボーイ(BaNaNa味陽水)
・九段(円熟/到達点)
の三作と、ベスト盤で楽しむ人だ。

 

上の三作は、どれもまったく違うし、どれも名盤。
そして二枚組ベスト『GOLDEN BEST』ではマニアックさを持ちながら日本を席巻した究極世界を堪能できる。

 

しかし、本人が選んだBADな曲たちを集めた『GOLDEN BAD』。
手軽に変態性を味わうにはこれがちょうど良い。

 

インディーズ版井上陽水、という趣き。

と言ってもどれも完成度は高い。
金かかってるしね笑。

僕がフジロックの映像で見て衝撃を受けたブットビソング、

"MY HOUSE"も入っている。
これを見て、現役バリバリのロックミュージシャンだ!と思ったのが入り口。

今聴いてもやばい。
「わからんム!」

宇宙か?泥沼か?
ジャケットのように真っ黒な中に沈み込みそうなアルバム。

2020.6.4 thu

マイブラッディヴァレンタイン『ラヴレス』

NICE MUSIC!

 

DAT起こしとアナログマスターからの起こし、2種のリマスターを収めた2枚組再発。2012年。
ちなみに僕はマイブラ初心者。

どっち聴こうかなー、とまずDisc1を一聴。ん?なんだこれ?
なんか硬い。冷たい。くっきりはっきり、なのに弱々しいという感じ。

マイブラのラヴレス、に期待してるものじゃない。

5秒で交換、Disc2に……しっくり。
あたたかくて気持ちいい。ファット。落ち着く。

 

やっぱアナログから起こしたやつの方がいいんだなー、と思いきや!
なんと、表記が逆で、Disc1の方がアナログ起こしらしい。

途中からアナウンスなしで正しい順に直されたらしいが。
 

見分け方はDisc1の10曲目2:46のデジタルノイズ。

これが入ってるのがアナログマスターからの起こしと断定されるらしい(詳細知らん/このノイズも今の版では消えてるそう)。

ともあれ、僕はDisc2の方(僕の持っている版では)が好き。
つまりDAT起こしの方。
そもそも僕は、モノラルよりステレオミックスが好きだったりするし、

やっぱそういう整理された音像が好みなんだろうな。

けど、気分を変えてDisc1を聴いてみると、

それはそれで別の味がして・・・

でもやっぱピンとはこないな。

轟音バンド、というイメージだが、

実はドラム含めサンプリングを使いまくった凝ったアルバム。

なるほろろ。

2020.5.28 thu

小倉げんき 浦中こういち『パワフルル』

NICE MUSIC!‬

​‪

若きあそび歌作家お2人の合作CD。

13曲中9曲はスタジオモンジャクシンで

ボーカルを録りました!

それ以外は小倉さんの宅録だそうですが、

安っぽさがまるでない。

あたたかさやエネルギーを感じるアレンジとミックス。

まさに「パワフルル」。

全曲のカラオケと振付イラスト付き。

全国の保育園・幼稚園で先生と子どもが

元気に踊ることでしょう。

2020.5.27 wed